top of page
検索
roedshinpu8

2023年クリスマスの夜半ミサ:私たちが最も必要としていたのは、赦しでした。そこで神は私たちに救い主を遣わしてくださいました。



When the famous English writer G.K. Chesterton converted to Catholicism at the age of  48 years old, he was asked why he decided to become Catholic. The famous author simply responded with 6 words. He said: “to get rid of my sins”.

有名なイギリスの作家、G.K. チェスタートンは、48歳でカトリックに改宗しました。彼はカトリックに改宗した動機を問われ、その深い意味を、たった6つの単語で簡潔(かんけつ)に答えました。「私の罪を取り除くためです。」

How many of us have the same reason as this author? How many of us can say that the main reason we become catholic is because we acknowledged that we are sinful and we want to be saved by Jesus. For us who were baptized when we were infant, this question should be paraphrased into, “what is the reason you decide to remain Catholic?”  

私たちの中で、私たちの中に、この作家と同じ理由を持った人が、どれほどいるでしょうか?私たちの中で、カトリック教徒になった1番の理由が、自分の罪に気づき、イエスによって救われたいと願ったからだと言える人が、どれだけいるでしょうか。幼児洗礼を受けた方にとっては、この質問は「なぜ私たちはカトリック教徒でい続けるのか?」という問いに言い換えることができます。

Nowadays, Christmas have become so commercialized and it tends to move away from its real meaning. Perhaps, the reason why people tend to ignore the religious aspect and roots of Christmas is because they do not anymore acknowledge their sins. Many people tend to ignore their sins, if they cannot ignore their sins, they rationalize their sins. “Its normal, we are just humans”. “It’s not a big sin anyway, God understands” and there are endless reasons we could make. For many people who ignore and deny their sins, Christmas is not about Jesus Christ.

近年(きんねん)、クリスマスは商業主義が進み、本来の意味からは、遠ざかりがちです。人々がクリスマスの宗教的側面や起源(きげん)を無視する傾向にあるのは、彼らが自分たちの罪を認めなくなっているからかもしれません。多くの人は、自分の罪を無視する傾向があり、自分の罪を無視できない場合には、それを正当化しようとします。「それが普通だよ、私たちはただの人間なのだから」とか、「まあ、大きな罪ではないし、神様は理解してくれるさ」と。口実(こうじつ)を見つけようと思えば、いくらでも見つけられます。自分の罪を無視し、否定する多くの人にとって、クリスマスは救い主であるイエス・キリストとは関係の無いものです。

I am glad that to see that many of us come to celebrate Christmas mass tonight because the celebration of the Eucharist is the ultimate reason why our savior was born, God become human. In the Eucharist, the God who became human left us his real body and blood, so that we will remain in him and have eternal life. In John 6:53-58 , Jesus told us, “he who eats my flesh and drinks my blood will have eternal life”. In other words, “we will be saved from sin”. (of course that comes with the condition that we eat his flesh worthily).

今夜、多くの方がクリスマスのミサに参加してくださり、嬉しく思います。なぜなら、聖体祭儀は私たちの救い主が生まれ、神が人となった根本的な理由だからです。聖体という形で、人となった神は私たちに真の体と血を授けてくださり、そのおかげで私たちは神の心にとどまり、永遠の命を得ることができます。イエスはヨハネによる福音書第6章53~58節で、「わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は永遠の命を得る」と語られました。言い換えれば、「私たちは罪から救われる」ということです。(もちろん、それは、私たちが彼の肉を価値あるものとして受け入れることが条件となります)。

For us who understand the reaming meaning of this gift of Christmas, lucky are we. For those who do not, let us pray for them in this mass.

Let me end with a very short poem that reminds us of the real meaning of Christmas.

If our greatest need had been information, God would have sent us an educator.

If our greatest need had been technology, God would have sent us a scientist.

If our greatest need had been money, God would have sent us an economist.

If our greatest need had been pleasure, God would have sent us an entertainer.

But our greatest need was forgiveness, so God sent a Savior.

 

このクリスマスの贈り物の真の意味を理解している私たちは幸(さいわ)いです。しかし、理解していない人々のために、このミサで彼らのために祈りましょう。

最後に、次の詩で、クリスマスの本当の意味を思い起こして終わりたいと思います。

もし私たちの最も必要とするものが情報だったなら、神は私たちに教育者を遣わしてくださったでしょう。

もし私たちの最も必要とするものがテクノロジーだったなら、神は私たちに科学者を遣わしてくださったでしょう。

もし私たちの最も必要とするものがお金だったなら、神は私たちに経済学者を遣わしてくださったでしょう。 

もし私たちの最も必要とするものが喜びだったなら、神は私たちにエンターテイナーを遣わしてくださったでしょう。

しかし、私たちが最も必要としていたのは、赦しでした。そこで神は私たちに救い主を遣わしてくださいました。

閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示

これからも信仰をもって一緒に旅をさせてくださいますように。

2023年聖家族祭日 聖家族の祝日を祝って2023年を終えることができるというのは、とても素晴らしいことでしょう。今日の朗読も福音もすべて、私たちに家族を大切にすることを思い出させてくれます。神ご自身、ご自身の栄光を明らかにするため、ご自分の家族を選ばれました。...

新しい年、2024年の幕開けにあたり、皆さまに恵みと平和がありますようお祈り申し上げます。

教会の皆さま、 新しい年、2024年の幕開けにあたり、皆さまに恵みと平和がありますようお祈り申し上げます。過去の年に別れを告げ、昨年がもたらしてくれた豊かな祝福と私たちが授かった貴重な教訓に感謝の心を込めて、新しい年がもたらす可能性を心から喜んで迎え入れましょう。...

Commentaires


bottom of page